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GALLERY ETHERでは、2021年の締めくくりとして、12月4日(土)から12月24日(金)まで、東京を拠点に活動する8名のアーティストによるモノクロ写真のグループ展『PERSPECTIVES』を開催いたします。

私たちの人生は、私たちが一つの現実だと思い込んでいることの中で、常に交差し、重なり合っていますが、それぞれの個が持つ独自の視点は、決して互いに真に体験することはできません。私たち一人一人が、それぞれの歴史や理解を持ち、自らを想像している世界という秩序しか、見ることができません。しかし、私たちは写真によって、無限の可能性から選び取られた一瞬を静止させ反芻することで、他者の考察を通じて自らの視点の中へと、新たな気づきを得ることが出来るようになりました。

今回のグループ展には、日本国内からだけではなく海外のアーティストも参加しており、様々なバックグラウンドを持った8名のアーティストから見るそれぞれの「視点」で捉えたモノクロのストリートフォトをメインに展示しています。

開催初日の12月4日(土)17:00-20:00には、アーティストも在廊したオープニングレセプションを開催いたします。


参加アーティスト :


  • Leon Gallo


Leonはフリーランスのフォトジャーナリストとして何年も世界中を飛び回る活躍をし、2019年から東京に移り住みました。東京に拠点を移してからも、新しいストーリーや奇妙で好奇心を掻き立てるものを求めて、色々な街を徘徊しています。


  • Yume Katsumi


96年東京生まれ。早稲田大学在学中、チェコ共和国に留学。旅先のロンドンでフィルムカメラを手にしたことをきっかけに写真を撮り始める。大学を卒業、就職後もストリートを軸にファッション、ポートレートの撮影を行う一方、DJとしても活躍。自然かつ自由なアプローチで活動の幅を広げている。


  • 井口忠正


東京都出身。独学でデザインを始める。渋谷のクラブでマネージャーを勤めた後デザイン事務所を経て渡米。サンフランシスコを拠点とするbtrax incにてインターンを経験。同時期より写真を始める。帰国後、ウェブメディアのディレクターとフォトグラファーを経て2012年インフォーカスを設立。ウェブと写真を主な領域として、映像やグラフィックを絡めたデジタルコンテンツの横断を得意とする。


  • Izumi Hoshino


東京拠点に、国内外で活動する神出鬼没の写真家 。何気ない日常の中にある情景をその時の感情で映す。自身の作品の他にも、様々なブランドの撮影やディレクションまでを手掛ける。



  • SAKI OTSUKA


SAKI OTSUKAは東京出身の写真家、画家、美術家。作品を自分の分身と捉え、自分の存在を作品に投影し、その考えからセルフポートレートを撮るなど、女性をテーマにした作品も多数。



  • Toto Tvalavadze


写真家であり、独立したフォトブックメーカーでもあるジョージア人のTotoは東京を拠点とし、都市での生活や、広大な都市環境がそこに住む人々にどのような影響を与えるかについての小規模なプロジェクトを中心に活動しています。「Out of Memory」は、東京やその他の場所で経験した彼の存在、感情、光景を記録した長期的な写真誌シリーズです。


  • vansalaman


vansalamanはスペインの建築家であり、東京を拠点に活動する写真家でもあります。以前はマドリードを拠点に展覧会を開催し(2021年のトリエステ国際写真祭では奨励賞を受賞)、25年以上にわたり建築に携わってきましたが、すべてを捨てて、夢見た日本で暮らすことを決意。

東京の極めてダイナミックなストリートライフの要素を独自の美学で表現し、昼夜を問わず都市の熱狂的な性質を捉えることに取り憑かれた彼は、光に導かれてさまよいます。時には、その瞬間をフレームに収めることもあり、また時には、焦点を合わせることもありますが、常にではありません。彼は自分自身を驚かせようとし、周囲の環境に驚かされようとします。何度も何度も。それが彼のリチュアルです。

 

  • Jeremy Strength


東京を拠点に活動するアメリカ人アーティスト兼キュレーター。フロリダ州パンハンドル出身で、ハワイ大学でスタジオアートの学位を取得。彼の作品の大半は、カルチャーと存在が持つ、多面的かつ逆説的な性質に直面し、コンセプトと審美のバランスを確立することに重点を置いています。

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