Exhibitions

 

本展覧会では、『女であるために』をテーマに、現在の日本社会における女性としての在り方やその自己表現、顕在する様々な問題に関わる2つのシリーズで装飾写真や映像作品が展示されております。

━私達が女であるということは、強く生きているということだ━

女性として生きるということ。

社会と合わせること、他人と合わせること。

女性達が選んだ服には彼女達の理由がある。

社会や他人からの目線がある。

女性として自分を生きるということはどんなことなのか。

私は彼女達にペイントをして彼女達を飾る。

女であるために、私達は強く生きているから。

Artists

SAKI OTSUKA

15歳のとき、私の人生には大きな亀裂が入りました。あの日から性暴力サバイバーとしての人生が始まりました。私は自分の存在を強く訴え、女性という性を生きる希望や絶望を訴えています。「私はここにいる」これが私の声であり、作品です。

私の表現は多岐にわたりますが、写真や絵画を主としています。写真はセルフポートレートや女性にフォーカスしたもの、日々の風景を写し「私はここにいる」ことをストレートに表現しています。絵画は自身の心の痛みや希望と絶望を繰り返しサバイブする様を記録するよう心のままに描き、その変化がサバイバーの痛みの表れであることを伝えています。

社会における女性差別の痛みは個人的なものではありません。「私はここにいる」という訴えは痛みを知る全ての人の訴えだと考えています。自身の作品による共鳴や救いを私は願っています。

ー SAKI OTSUKA



  • Born in Tokyo
  • Female


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